たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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ミステリーといえば…
最近あまり読書してないのは前に書いた通りですが、ちょっと前の一時期久々にどっぷりミステリーにはまったことがあるんです。
…と言っても小説じゃないんだけどね。

きっかけは、たまたまネットで「綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状 安楽椅子探偵〜」シリーズがDVDになって発売されてることを発見したことなんです。
この「安楽椅子探偵」シリーズは1999年頃から年1回くらいのペースで関西ローカルだけで放送されてるミステリークイズ番組で、まず1週目に出題編が放送されて、視聴者はそれから解決編が放送されるまでの1週間の期限で犯人(とその犯行プロセス)を推理して応募する…といった内容のものです。
これだけ聞くと、何やらありがちな視聴者参加型クイズ番組という感じがするかも知れませんが、さすがに綾辻行人・有栖川有栖の手によるものともなれば一筋縄にはいきません。
これまでに5作品が放送されていますが、そのうち唯一全国ネットされた(そして唯一kenがリアルタイムに見ることができた)シリーズ第3弾「安楽椅子探偵の聖夜」では、応募総数36,731通のうち理由まで完全に正解だったものは40通(正解率0.1%)だったらしいという超難問ミステリーなんです。(シリーズの平均的な完全正解率 3% くらいだそうです)
(ちなみに「唯一全国ネットされた〜」と書きましたが、ちょっと前にスカパーで第4弾までが再放送されたようです)

当時その「安楽椅子探偵の聖夜」をテレビで見たのは偶然(しかも、途中から)だったし、その時は番組の趣旨やルール(ましてやそこまでヲタクな仕様になってること)を知らないまま「なんか面白いのやってる〜」って感じに見てたから、後ですごく悔やんだんですよぉ。「くそー、ビデオに録っておけばよかったー」って。(はっきり言って、これを録画なしに1度見ただけで推理して解ける人がいたら化けもんだぜぇ…)

…と前フリがメチャ長くなりましたが、とにかくその「安楽椅子探偵」がDVDになってるー!しかも「安楽椅子探偵の聖夜」以外にもあったんだー!ってことをネットで知って、もうシリーズ全作買っちゃいましたよ。(第5弾はまだDVDになってなかったけど)

小説の場合、当然のことながらあらゆる伏線が文章になっているわけで、一本の線(文)を頭からお尻までたどっていけば必ず手がかりを目にするわけですが、映像の場合、線じゃなく面(画面)になってるし複数の事が同時に起こるから(画面の中央で誰かが話してる最中に、画面の片隅を何かがよぎったり、何かの音が聞こえたり…e.t.c)、とにかく何に注目しなきゃいけないか(あるいは、無視しなきゃいけないか)の判断が難しくて、あっさり伏線を見逃したり逆にどうでもいいことに引っかかったりして、すごく悩ましくて面白いんですよぉ〜。

もしこれを読んで「へ〜そんなのがあるんだぁ。やってみたいぃ〜」と思った人は、普通のDVDショップの店頭にはまず置いてない(笑)けど、楽天やYahooショッピングやAmazonなんかで簡単に買えるので、是非トライしてみてくださいねぇ〜。

初めてトライしたときは、そこそこ推理がまとまったところですぐにでも解答編を見たくなると思いますが、あまり簡単に解答編を見てしまうと、もうやり直しはきかないしきっと後悔することになるので(笑)、「ここまで考えて違ってたらもう仕方ない…」というところまで考え抜いてから解答編を見ることをおすすめします。


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