たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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古畑任三郎
古畑任三郎のファイナル3話、楽しませていただきました。
正月休みの影響で生活時間帯が崩れてしまって、放送時間の頃はもはや夢の中だったため(普通の人は長期休みなんかでペースが崩れると夜更かしになるところが、kenの場合日頃が夜更かしなのでペースが崩れると異様に早寝早起きになる…笑)、結局3話とも録画したものを1日遅れで見ました。

以下、感想を少々。
(多少ネタバレも含まれるので、まだ見てない人はやや注意)

3話ともそれぞれ見応えのある出来だったと思いますが、自分としては1話目(石坂浩二、藤原竜也)が一番良かったです。
本来、古畑任三郎はサスペンス仕立てのドラマ(犯人は最初からわかってて、それを追いつめる過程を楽しむドラマ)ですが、この回ではそこにミステリー(犯人探し)の要素を盛り込んだ二重構造仕立てになってたのがすごく良かったっす。

2話目の注目点はなんといっても犯人役のイチローですね〜。
イチローがドラマに出演するってことだけで十分好奇心をそそるから、少々細かいことには目をつぶってご祝儀気分で見ようと思ってたんですが、役者イチローの演技は申し分ありませんでした。本人自身を演じる役だったこともあって「演技と言うより単に素でやってるだけでしょ…」って声もあるようですが、初めてのドラマの現場で素を維持できる(表現できる)のはやっぱり並の才能じゃないと思います。
脚本自体はかなりベタな印象でしたが、まぁいろいろイチローへの配慮等もあったんだろうなということで好意的にスルー。

3話目はドラマとしてはいい出来だったと思いますが、サスペンスとしての仕掛けがわかりやす過ぎて、逆に「オレ絶対何か見落としてるわぁ…」と深読みして解決編に行く前に3回も最初から見直しました…。結局あきらめて「むむむ、参りました…」の心境で解決編を見てみたらあっさり読み筋通りの展開でこの点はちょっと拍子抜けでした。
でも最後のダンスシーンやそこで語られるセリフにはジーンとくるものがありました。
シリーズ第一作目の小石川ちなみの話題はこれまでの作品でもよく登場していましたが、最後の最後にもってこられると「それ反則だよぉ…」ってくらい感慨深かったです。

ところで今回のファイナルは3話とも兄弟(姉妹)関係の事件だったけど、そこに何か意図があったのだろうか…。(謎)(…最後まで謎を残してくれてありがと〜)

もうこれで古畑任三郎は終わりってことのようですが、是非またいつかお目にかかりたいものです。ホント是非お願いします!


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