たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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のだめカンタービレ
いきなり寒くなりましたね〜。
今年の夏は久々に「素足にサンダル+アロハシャツ」という、かつてヨットに乗ってた頃の定番ファッションでずっと過ごして、そのまま寒くなるまでそのスタイルを押し通すことに決めてたから、ほんの10日前までそんな格好でウロウロしてたんですが、それが信じられないほどの冷え込みで、今ではフリースを着込んで「こたつとファンヒーター出そうかなぁ…」とか迷っております。

ところでタイトルに書いた「のだめカンタービレ」ですが、この秋から月9ドラマとして放送されてて思いっきりハマってます。
以前、原作コミックもちょっと読んだことあるんですが、「ストーリーはまぁ面白いし言いたいことはわかるんだけど、イマイチ情感として伝わって来ないなぁ…」と自分の中での評価は低かったからドラマもさほど期待してなかったんですが、もう第1回目からミュージシャン魂をワシづかみにされて毎週楽しみにしてます。

このドラマ、なんと言っても使われてる音楽が素晴らしい!
選曲は原作によるところが大きいでしょうが、それ以上に場面状況にマッチした音使いには、音楽関係スタッフのみなさん(…のこだわり)に対して賞賛の拍手を送りたいほどです。
第1話の、夕日をバックに流れるのだめのベートーベンのピアノソナタと千秋の弾くそれ(曲は違うけど)とのニュアンスの対比のつけ方にまず驚き、その後二人で弾くモーツアルトの2台のピアノのソナタに感動して(20年くらい前にチック・コリアとキース・ジャレットが来日して二人で弾いたモーツアルトを想い出した…)、第4話ではのだめの弾くベト7ピアノバージョンですでに涙ぐみ、その後のSオケの演奏シーンはもう涙で目をウルウルさせながら観てました。
冷静に考えると「どこらへんが自分の琴線に触れてるんだ…?」とよくわからないフシもあるんですが、そういう理屈を超えた音楽的感動のようなものをよもや月9ドラマから受けようとは思いもしませんでした。

音楽面以外ではCGを駆使した演出過剰とも思えるようなギャグシーンが不思議と違和感なくて(常々「最近こんなのばっかで飽きてんだから、みんなそろそろ止めたら…?」なんて思ってるわけなんですが)、むしろとても効果的にハマってると思います。

映画「スゥイング・ガールズ」を観たときは「こいつダメじゃん…」って思ってた上野樹里なんですが(「サマータイムマシンブルース」ではちょっといいかもって思ったけど…笑)、のだめ役はドハマリで評価急上昇!!
玉木宏も自分的にはこれまでどちらかと言えば「微妙…」な位置づけの役者さんだったけど千秋役はバッチリだし、その他の個性的なメンバーもみんなそれぞれイイ味だしてます。

最近のドラマは原作(それもコミック)物がやたら多いけど、「やっぱ原作の方が面白いなぁ…」と思うことが多い中にあって、この「のだめ〜」は珍しく「原作を超えてる!?」と思えるドラマなので、このままこの調子で突っ走って欲しいものです。


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