たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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プログラムオタクへの道3
 ‥‥と言うわけでさらに前回の続き。
 前回の中でsedやawkにお世話になったと書いてるけど、実際のところsedはそれほど使い込んでたわけじゃなくて、エディタの置換コマンドで片づけようとしてもファイルサイズがでかすぎて処理できなかったときなんかにお世話になった程度で、ほとんどコマンドラインからダイレクトに使ってただけでスクリプトを書いたりはしてなかったのですが、awkの方は最初からスクリプトを書いて使ってて、自分の意識の中ではテキスト系処理の内容に応じてシンプルな順に「(エディタ||sed)→awk→QuickBasic→C」という図式が出来上がってました。
 とその頃、月刊ASCIIで「Perl」という耳慣れない言語(もしかしたらUNIX界ではすでにメジャーどころだったのかもしれないけどMS-DOS界では無名だった)の紹介記事と同時にプログラミング講座の連載が始まったのでした。
 実際に処理系を手にする前からその連載で「とりあえず押さえとこぉか」と勉強を始めたわけなんですが、なんとも不思議な言語で強いていうなら「sedとawkとBasicとCがチャンポンになったような言語」といった感じで、始めて触れる言語でありながらソースを見ただけでなんとなく書いてあることがわかってしまうとてもありがたい言語仕様だと思った記憶があります。
 しかしそこには大きな罠がありました。(笑)
 「sedとawkとBasicとCがチャンポンになったような言語」と書いたとおり、それらの言語仕様にすごく良く似ているおかげで習得が楽な反面、「すごく良く似てるけど、微妙に違う‥‥」という部分も多く、perlのソースを書いてたはずが部分的にCになったりawkになったりして(それでもちゃんと動くときもあるけど)、頭の中がグニグニする状況に至ることしばしでした。(いまだにそういう状況にあるかも知れない‥‥)
 ここらへんはきっと多くの人々が同様の罠にはまった(あるいは、はまりそうになった)ことでしょう。(perl解説書で「sed・awk・Cの信者向け解説」を補足してあるものが多いことからもそれがうかがえる‥‥笑)
 とまぁそんなperlですが、その柔軟な言語仕様が妙に肌になじんだおかげでawkやQuickBascを触る機会はめっきり減っていったのですが、そのころから本業の方が忙しくなってきて、おまけに主に使うマシンもMacになったことで、プログラミングそのものをほとんどしなくなったのでした。(別にMacでプログラムしてもいいんだけどさ‥‥、なんか雰囲気が違うっつーかさ)
 そんなわけで、せっかく覚えたperlも実戦投入されることはほとんどないまま、それから時が流れること数年‥‥。
 インターネットでホームページを作るなんていう、当時からは想像もつかなかったようなことをやるようになって、たまたま「CGIが面白い」ってな話を聞いて「CGIってなんやろ?」と思って調べてみると、なんとなつかしのperlがそこにいるじゃないですか。
 こりゃもぉやるしかないよねぇ。(笑)
 すっごく長くなったけど、そぉいうわけで"Ken's Music Room"はあいかわらず音楽ネタの乏しいページのままなのでした。(言い訳になってない気もするが‥‥)

ken Email 1997/02/26 コンピュータ


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