たまにしか書かない日記

本当にたまにしか書かないです。すみませんねぇ…

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久々のチャット
 想えばかつて、コンピュータ通信と言えば掲示板とチャットのことだったんだけど(と思っていたのは自分だけ?)、そのころは連日チャットに常駐して実のあるような無いような会話に花を咲かせていたもんでした。(・・という言い回しって、もはやジジイ・・)
 それが、インターネット環境になってからはほとんどチャットなんてしてなかったんだけど、最近ちょっと調べ物でホームページ巡りしているうちに、IRCのページに行き当たって(IRCは一時期仲間との連絡用に使ってたけど、知らない人とのチャットはほとんどしてなかった)、ちょっと気分転換に覗いてみよっかなぁって入ってったらこれがもう楽しくって・・・。
 ちょっとマズイなぁ、、と思いつつも(kenの場合、夜中が勤務時間だから夜中のチャットは勤務時間中に遊んでることになってしまうのであった・・)、今日もさっきまでしゃべってました。(多分、今だけだし、これも検証の一つってことで許してもらおう。。)

 今日入ったチャンネルは「somthing 30+」とかってタイトルのチャンネルで、説明として「relax, friendly 〜〜」とかって書いてあったから、これは多分「リラックスしたフレンドリーなチャンネルでテーマは限定しないけど30以上の人用ね」ってことだろうなと思って、チャンネル内の人数みたら5人くらいだったからこれは話しやすそうだなと入ってみたんです。(あるいはアダルト系のチャンネルかも・・・との不安もあったが)
 IRCの場合、チャンネルに入ったとたんにそのチャンネルのユーザーリストに登録・表示されるからこっちが入ったことはバレバレなので、チャンネルによっては(というかそこで話してる人によっては)、こっちが入ったことに気づいて先に声かけてくれるとこや、こっちから挨拶するまでほっとかれるとこや、中には挨拶しても無視されるとこ(これは多くの場合、知り合いだけで話してるとか、チャンネル内でプライベートモードに入ってるとかと思うんだけど)等々反応は入ってみるまでわからないんだけど、今日のとこは入ると同時にみんなが声かけてくれてすごく嬉しかったんだぁ。

 みんなが「hi! ken」とか「How are you? ken」とか言ってくれるの。
 いかんせん、こっちは英語が決して得意なわけじゃない(というか苦手だ)から、スクロールしていく怒濤の単語を追っかけるのが精一杯で、とにかく「ken」って付いてる行だけは見逃すまいともぉ必死。(笑;)
 でも、しょっぱなに「I'm、チャット、初心者、Ok?」って言ってたから、しばらくの間はみんなのんびり書いてくれたり「私たちでわかることなら疑問に答えるよ for you ken」とかって言ってもらったりして、「なんて kind な人達なんだ」って思いました。
 それからしばらくみんながしゃべるのを聞いてて(見てて)フと気づいたんだけど、やたら語尾に「lol」ってくっついてるのね。
 これは絵文字でバンザイしてるとこを表しているのだろぉか・・などと思いつつも、絶対違ってそうだったから「疑問に答えるよ」とのありがたい言葉に甘えて「I have ちょっと質問! "lol" what?」って聞いてみたら「それは大笑いしてんだよ。Laugh out loud のことだ。ken」って教えてもらえました。(もしかして常識?)
 それで「どうやらメチャおかしい話題が進んでいるらしい」と思いながら一緒に笑いたくて必死で文字を追っかけてたら不意に「kenはどこから?」って聞かれて( lol を知らないってことできっと遠い国のやつに違いないと思われたに違いない)、これ幸いと「私、Japan からです。 So, 私、English ちょっと得意じゃないです。だから now ちょっとだけ panic in my 脳味噌 です」って言ったのね。そしたら redwine って人が「ken、何も心配する必要はないよ。何故なら私は Italian だから」って言ってくれたんだけど、ほとんど何のフォローにもなってないような・・・。
 その redwine さんがイタリアンだと聞いて「マックス・ビアッジを知ってるか?」(※注 有名なイタリア人GPライダー)って聞きかったんだけど、それより先に「ken は Japan のどの部分だ?」って聞かれたもんで「山口だけど、知ってる?」って言ったら「知らない・・」って言われて「日本の main island の west side だよ」って言ったら、他のみんなが「west?」って困惑してるようだったんだけどこれは何故だろぉ。。(もしかして東の果ての日本に西側があることが不思議だったんだろぉか・・、それとも日本は南北に長いから北と南しか無いはず、と思ったんだろぉか・・・謎)
 で「Tokyo の近くか?」って聞かれたから「Tokyo の遠くだ」って答えたんだけどほとんど答えになってない。
 とまぁ、こんな感じにしどろもどろに Italian と Japanese が englishで話してたら、アメリカ人のなんとかさん(名前忘れた・・)が「私はこれまで do english って言ってた人で don't english と言ってる redwine や ken より don't english な人を何人も知ってるよ」と解読に苦しむような長い文章を書いてきて、ほとんど同時に別のアメリカ人のなんとかさん(名前忘れた)が「おれは US に住んでるが、redwine や ken ほど english は得意じゃないんだ」とかって書いてきて、これはどうやらほめてくれてるらしいとやっと気づいて「ども、Thanks」って答えたんだけど、redwineさんはすかさず「ヘィ、そいつは good な joke だな」ってかわしてんの。うーむ、このくらい言えるようになりたい、と思ったkenであった。

 そうこうしてるうちに FBIの police lady という FBI-Ladyさんって人が入ってきて、どうやら子供がらみの犯罪について真面目な討論が始まったようで、これまでの数倍の速さでスクロールしはじめた上にわけわからん単語の嵐になったから、「ken は my work に戻らなきゃいけないので抜けるね。ここは very friendly なとこだった。話してくれてとってもありがと、all」と書いて抜けました。

 とにかく、理屈じゃインターネットってのはワールドワイドだってことはわかってるし、これは全然不思議なことじゃないんだとも思ってるんだけど、それでもやっぱり遠く離れてた地球のどこかに住んでる人間同士が同じ話題でリアルタイムに笑ってるてのは不思議なもんだよね。

ken Email 1999/07/27 コンピュータ


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