前回書いた「安楽椅子探偵 ON AIR」の解決編が放送されました。
放送日の昼間は超ヘビィにプログラムの仕事をやってたから、放送が始まる頃(深夜2時前)はかなりヘロヘロな状態だったけど、放送が始まるとバッチリ目が覚めた。
一応、解決編も放送されたことだし少々ネタバレを書いても怒られない気もするけど、まだこれから見ようって人もいるかもしれないから、なるべくネタバレ無しで感想を書きますね。
まず解決編まで見終わっての「安楽椅子探偵 ON AIR」の感想はというと、すごく面白かった!です。出題編の後で綾辻行人が言ってたようにこれまででベストかも知れないと思いました。
微妙にアンフェアな気配漂う手口ではあったけど、それを納得させるだけの伏線はきちんと提示されてたから文句はないし、素直に「うむむ、やられた…」といったところです。
(これまでの作品を経験済みの人だったらこのくらいやりかねないことは想定内だけど、今回初めて見た人には「なんじゃそりゃ…」って感じにちょっと厳しかったかも…笑;)
自分の推理がどうだったかというと、結構イイ線まで行ってたけど犯人が違ってたからもう完敗でしたぁ。
前回ここに「犯人は当たってるだろうと思いつつ、犯行プロセスの説明がイマイチ甘くて、まだ何か見落としてるような気がする」って書いてたけど、ここんとこをもうちょっと詳しく言うと「犯行プロセスや犯行目的の大筋が推理できたことから、逆に犯人を特定できたけど、そいつが犯人だとしたらうまく説明がつかないことがあって、何かそこらへんをうまく説明する材料をまだ発見できてないかも知れない」と思ってたんですね。
もちろんこの時「うまく説明がつかないことがある…ということは、そもそも犯人が違ってるんじゃないか…?」という考えもチラついてましたが、犯行プロセスや犯行目的の大筋については確信めいたものがあって、それがギリギリ可能な人物が一人しか見つからなかったことから、もし犯人を別の人物とするとしたら犯行プロセスそのものから覆さなければならなくて、それは無いだろう…と思ったわけです。
いやぁ〜、解答編を見てのけぞってしまいました。
「それが可能な人物」がこっそりもう一人いました! しかも、そう考えればうまく説明がつかなかった部分までちゃんと説明できる…。
もう「あーーー、そーだったのかーー!」どころの騒ぎじゃなく「うわぁぁーーー、ホンマやぁーーー!完璧ノーチェックやったわぁぁぁ。くっそー、やられたぁぁーー!」って絶叫してしまいました。
今回、推理がはずれたのはちょっと悔しかったけど、でも初めて「安楽椅子探偵」の回答応募に参加できてすごく嬉しかったし楽しかった〜。
この次はいつになるかわからないけど、機会があれば絶対また挑戦したいです。
というわけで次回も何とか全国ネットでよろしくお願いします。>>制作関係各位